2011年度までに学力を九州トップレベルにする目標を掲げる県教委は31日から3日間、全国学力テストで好成績を挙げている秋田県に教員の視察団を派遣する。教科指導で卓越した力を持ち、複数の学校で指導に当たる同県の「教育専門監」の授業を参観して、ノウハウを学ぶのが狙い。
こうした先進地研修は昨年11~12月、秋田、福井両県の小中学校に計71人を派遣したのに続き2回目。前回、スーパーティーチャーと呼ばれる専門監の授業を見たのは一部参加者だけだったが、今回は全員が参観する。
全18市町村から「学力向上支援教員」が1人ずつ参加、県教委の担当者も合わせると計二十数人が訪問する。秋田県大仙市の小中学校で専門監の数学、理科の授業などを見る。研修後は各自が授業の改善に取り組み、研修成果を地域のほかの学校にも広げていく。
昨年の全国学力テストでは、大分は小学6年、中学3年とも40位だった。県教委によると、大分では教員が授業の導入部分を重視する傾向があり、時間内に完結せず“尻切れとんぼ”で終わるケースが見受けられるという。
「秋田は限られた時間の中でゴールまでたどり着く。その授業でつけるべき力がすべての子についているか、必ず確認してから授業を終えている」(義務教育課)といい、こうした指導法を取り入れて学力アップにつなげたい考えだ。
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