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本場・別府に念願の店 独学で竹工芸を制作

[2010年05月15日 09:39]

「竹あかり辰」をオープン。「竹に触れ癒やされて」と話す川端辰雄さん

 杵築市山香町に竹工芸の工房を持つ川端辰雄さん(69)=滋賀県草津市在住=が、別府市風呂本に自分の作品を展示・販売する「竹あかり辰(たつ)」をオープンさせた。「竹工芸の本場で店を開きたかった」という長年の夢をかなえた。照明、花器、小物など約50点が並んでいる。

 竹ひごを編んで作る伝統的工芸品「別府竹細工」とは違い、独学で作り始めた川端さんの作品は自然の竹の形を生かしているのが特徴。筒のまま削ったり割って加工した竹に、和紙を張ったりガラス玉を埋め込んだ作品が主。竹が太く肉厚いモウソウチクを使った作品を得意としている。
 7年前、妻・チエ子さん(故人)の実家がある山香町で竹に出合い、「自分の思いのままに作り込んでいける素材のしなやかさに引かれた」という。
 普段は自宅のある草津で建築の仕事をし、年に5、6回約80日間、同町で作品作りに没頭している。最初ははし置きなど小さな物を作っていたが、仕事の技術を生かしながら竹の“和”の雰囲気を生かすよう試行錯誤してきた。
 「竹を触っていると癒やされる。見に来る人にもそう感じてほしい」と話す。川端さんが大分にいない時は、親せきが店に出ている。営業は午前10時から午後6時。火曜定休。問い合わせは川端さん(TEL090・3166・2688)へ。

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