
タチウオの空揚げを食べる子ども=09年11月、大分市の滝尾小学校(県提供)
県内の学校給食に県内産の魚を使ったメニューが増えている。県漁業協同組合と県が積極的に売り込んでおり、2009年度の利用実績は前年度を大幅に上回った。調理に手間がかかることなどから“魚離れ”が進む中、関係者は「子どもたちに末永いファンになってもらいたい」と期待を寄せている。
県漁業管理課によると、09年度は県内のほぼ全市町村の小中学校に、県産魚を使った総菜約23万6千食を提供した。07年度の3万3千食、08年度の7万食をいずれも大きく上回った。
メニューは、県漁協が学校現場の栄養士らの要望を取り入れながら、長洲工場(宇佐市)で開発。財団法人・県学校給食会などの協力を得て、09年度は「ハモつみれ団子」「関アジフライ」など12品目を提供。前年度の4品目から増やした。
利用実績の伸びについて「県漁協が子どもたちの食べやすいメニューの開発に力を入れたことで、学校も受け入れやすかったのではないか」と同課。県教委体育保健課も「地産地消や食の安全・安心の観点からも有意義なこと。価格も安く提供してもらっている」と歓迎する。
県漁協は「子どもたちから『おいしかった』との手紙をもらい感激した。ずっと県産魚に親しんでもらえるように、新メニューの開発と給食向けのPRを続けたい」と話した。
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