
「よいとせ!」のどかな山あいに掛け声が響く
好天に恵まれた8日、由布市庄内町阿蘇野では、農繁期を前に五穀豊穣(ほうじょう)を願う祭りがあり、のどかな山あいに威勢のいい掛け声が響いた。
阿蘇野永十地区。20戸ほどの小さな集落だ。「にぎわいを取り戻せ」と隣の地区に加勢してもらい、白(は)熊(ぐま)祭りを同地区で初めて開いた。
「よいとせ!」「そりゃー」。男衆が長さ4メートル近くある毛やりを天に突き上げると、周りからは拍手がわき起こった。祭りに合わせて里帰りした川野千代子さん(76)は「子どものころに戻ったみたい」。自治委員の菅正憲さん(62)は「山あいはどこも少子高齢化。久々にこれだけの人が集まった。みんなの笑顔がいいですね」と話した。
阿蘇野では、9日に伊小野地区、10日に中村地区で祭りがある。祭りの熱気が冷めれば、いよいよ田植えが始まるという。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()