
セルフ式ガソリンスタンドで給油する客=22日午後1時半、大分市内のガソリンスタンド
ガソリン価格が上がり続けている。石油情報センター(東京都)の調査によると、県内のレギュラーガソリンの平均価格(店頭販売、19日現在)は1リットル当たり136・5円で、7週連続の値上がり。景気が低迷する中、高速道路のETC割引を利用できる最後の連休となりそうなゴールデンウイーク(GW)も控え、ドライバーは「少しでも安くならないものか…」と気をもんでいる。
同センターによると、県内のレギュラーガソリン価格は昨年末に比べ7・7円上昇した。原油高を背景に、石油元売り各社が卸売価格を引き上げているためだ。同センターは「一昨年のような極端な値上がりはないが、今後もしばらくじわじわと値上がりしそう」と分析する。同市東大道の会社員男性(44)は「どこに行くにも車は必要なので、高くても我慢するしかない。1円でも安いところを探して給油しています」。同市椿ケ丘の主婦(57)も「どこまで上がるのか不安。GWには車で遠出をしたいので、安くなってほしい」。
大分市郊外にあるガソリンスタンドの店長(34)は「満タンにはせず、2千円、3千円分などと決めて給油する客が増えた」と話す。会員割引などの各種サービスを充実させ、客の獲得に必死だ。
県内に約20のガソリンスタンドを展開する石油製品販売会社の営業担当者は「不況で消費自体が落ち込む中、仕入れ値が上がって困っている。利益幅が小さいこの状況が続けば、閉鎖するスタンドも出てくるのではないか」と考える。
政府は6月から、普通車は2千円などとする高速道路の上限料金制を導入する方針。営業担当者は「高速道路の実質値上げ前の“駆け込み需要”で客が増えてくれれば」と期待する。
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