
新しい水くみ場で名水を楽しむ地域住民や名水ファンたち
竹田市入田の人気スポット「河宇田湧水(ゆうすい)」に新しい水くみ場が設けられ、雨天時でも水くみがしやすくなった。19日に現地で竣工(しゅんこう)式があり、地元住民や市内外の名水ファンらが早速、おいしい水を楽しんでいた。
河宇田湧水は環境省の「名水百選」に選定された竹田湧水群の一つ。同湧水群の中で最もわき出る量が多く、地元によると年間9万人が訪れている。これまで水くみ場は、屋根がなく、雨の日は傘を差して水くみをする人の姿も。県道に面しており、路肩に駐車したまま水をくむ人もいて、危険性を指摘する声もあった。
新しい水くみ場は駐車場の中に設置し、広さは約30平方メートル。屋根を設け、10人が並んで水をくめる。同湧水のシンボル的存在で2年ほど前から故障していた水車(直径約4メートル)も改修し、再び動き始めた。水くみ場と近くの農産物直売所「コットン水車」を結ぶ橋(長さ約5メートル)も新しくした。事業費は約800万円。国や市の補助を受けた。
式には約100人が出席。神事の後、テープカット。入田地区自治会長会の後藤正治会長が「素晴らしい施設が完成した。多くの名水ファンでにぎわい、入田地区だけでなく、竹田市の宝になってほしい」とあいさつ。新設された水くみ場の水を使って乾杯し、完成を祝った。
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