学校現場のユニークな取り組みを広く知ってもらおうと、県教委は動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」に「大分県教育庁チャンネル」を開設する。5月中に配信を始める予定で、「都道府県の教育委員会では初めてではないか」と担当者。県教育界は汚職事件や相次ぐ不祥事で信頼失墜を招いただけに、「大分の教育再生への取り組みを全国にアピールしたい」との狙いがある。
事業名は「がんばる学校応援プロジェクト推進事業」。国の緊急雇用対策の基金を活用し、撮影、編集を担当する非常勤の嘱託職員1人を雇用、学校現場を訪ねて映像取材をする。本年度の当初予算には、関連の取り組みと合わせて約240万円を盛り込んだ。
動画は原則、3分以内。内容は「目立たないことでも、地道に頑張っている教職員や児童生徒、地域住民」が対象。▽分かりやすい授業をすると学校、地域で評判の教員▽名物生徒会長▽わが校自慢▽おいしい給食を作る“すご腕”の栄養職員▽学校をサポートする地域の人たち―などを想定している。
今後、こうした活動について情報提供を呼び掛けるとともに、掲載基準を煮詰めた上で、学校や地域のボランティアなどが撮影した映像も募集する。県教委教育改革・企画課は「明るく元気な、みんなに参加してもらえるサイトにしたい」と話す。
県教委は本年度、同事業の一環として「県教育奨励賞」も新設する。「全国大会で1位になった」など、既にスポットライトが当たっている活動ではなく、今回の動画の対象となるような「地道に頑張る活動」を積極的に表彰。現場の意欲向上につなげたい考えだ。
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