
花の国づくり共励会コンクールで農林水産大臣賞を受賞した「お花屋さんぶんご清川」。手前が小久保恭一社長
豊後大野市清川町で白輪ギクを生産する「お花屋さんぶんご清川」(小久保恭一社長)が、「第19回花の国づくり共励会花き技術・経営コンクール」(日本花普及センター主催)で最優秀の農林水産大臣賞を受賞した。県内の花生産者では初めて。全国有数の経営規模で年間を通じて安定出荷を実現し、人材育成にも熱心な点などが評価された。
お花屋さんぶんご清川は2004年10月に設立。ハウス3・2ヘクタールで、年間約330万本を生産する。栽培面積は10アールを1ブロックとして計30ブロックを一定の間隔で定植、出荷。通年で安定出荷できる体制が整っている。年間売上高は約2億円、従業員は4人。研修生12人を受け入れている。
小久保社長は輪ギクの最大産地・愛知県の田原市で生産していたが、長男(30)に現地の経営を引き継ぐため転身を決断。視察で訪れた大分県の誘致もあり、豊後大野市へ進出した。
愛知、大分両県などの生産者を含めた「お花屋さん」グループで、東京の大田市場など全国に出荷。グループの売上高は約18億円に上る。同市清川町で受け入れた研修生のうち、20~40歳代の男性5人が独立して同市内で輪ギク栽培を開始。新規就農者の育成でも成果を挙げている。
小久保社長は「次世代を担う人材の育成を評価してもらえたことはうれしい。生産者冥利(みょうり)につきます」と受賞を喜んだ。
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