
「タケノコの木の芽あえもおいしい」と話す三浦敬子さん=大分市河原内
県内の竹林がタケノコの収穫で活気づいている。丸果大分大同青果(大分市)によると、暖冬の影響で、今年の県内産の出荷は例年に比べ10日から2週間ほど早く本格化した。旬は4月で、量も一段と増えるという。
臼杵市藤河内の松村文男さん(71)は、近隣の農家20戸余りと共同でタケノコを出荷している。「早い農家は2月にタケノコを掘り始めた。量がまとまって本格出荷に入ったのは3月中旬からで、例年より10日ほど早かった。最近は1人で1日に100キロ掘る日もある」という。
さらに、「桜の開花が早まるように、タケノコも旬の訪れが早くなっているように感じる。地球温暖化の影響だろうか」とも。
大分市河原内の三浦伸夫さん(50)方の山でも、タケノコが地表から顔をのぞかせている。母敬子さん(72)は専用のくわで、周囲を丁寧に掘り、最後に手際よく根元を切断した。
「昔は缶詰用に、周辺の家はどこも出荷していた。今は高齢化で自宅用や知人に贈るのに掘る程度。竹林も荒れた」と敬子さん。
松村さんは「タケノコは煮物にするのがうまい」、敬子さんは「先の柔らかい部分を木の芽あえにするのがお薦め」と話した。
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