
学校の校庭でワカメの刈り取り作業
津久見市四浦の松ケ浦で、栽培実験をしていたワカメの刈り取りが行われた。
アワビなどが育つ藻場の再生と環境教育を兼ねた水産教室の一環。県漁業士会潜水部会、四浦裸海士(はだかあま)同志会が昨年11月、地先の養殖いかだに、胞子を付着させた30メートルのロープ3本を設置し、ワカメの成長を観察してきた。
刈り取り作業には、海洋科学高校、地区の四浦東中学校、越智小学校、四浦幼稚園の18人が参加。潜水部会員ら12人がいかだからロープを回収。学校の校庭に持ち帰って生徒らとともに調べたところ、長い株で約1・4メートルまで伸び、計約204キロのワカメが育っていた。作業後、一部は学校でみそ汁にして味わった。
この栽培実験によって次世代の胞子が海底などに広がり、株が根付くことが期待されている。上野栄一潜水部会長は「まずまずの出来。今後は以前のように自生が期待できる」と成果を語った。鶴原誠二海洋科学高校教諭(資源管理コース)は「生徒にとって貴重な体験となった」と話した。
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