
答射をする木下さん(手前)と坂本さん
日田市源栄町の皿山・池ノ鶴集落(20戸)で21日、「厄明祝射会」があった。無事に厄年を終えた2人の男衆のために住民が弓を引き祝った。
「小鹿田焼」の窯元10軒を含む同集落では、働く男子は全員弓道をたしなむことを、明治半ばごろからのしきたりにしているという。皿山弓友会(柳瀬朝夫会長、33人)をつくり、弓道場で月1回定例射会。還暦や喜寿などの祝事のほか、厄年(集落では数えの41歳)前後には、厄をみんなで分け合い、飛ばすなどの意味合いで射会を実施。この日は厄年が明けた団体職員木下浩和さん(41)と窯業坂本浩二さん(41)の主催で開いた。2年ぶり。
柳瀬会長が「病気をせずにこれからも頑張ってほしい」とあいさつ。2人にゆかりの教士6段広瀬啓二郎さん(臼杵市)による儀式的な「巻藁(まきわら)射礼」などに続き、会員が一手(2矢)ずつ弓を引き祝った。木下さんと坂本さんも答射。
木下さんは「厄がすとんと落ちた気がした。けじめがついた」、坂本さんも「ここまでこられたのは皆さんのおかげ。(祝射会の)役目を果たせてよかった」とほっとした表情だった。
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