
福岡市の大谷晴美さん(右端)が、酢飯にシシ肉や白ネギなどを載せて南蛮風に仕上げた「牡丹寿し」で優勝
イノシシを使った家庭料理の腕前を競う「第1回豊後シシ山香ぼたん 家庭料理コンテスト」が、杵築市山香町の山香農業高校で開かれた。町内の温泉宿泊施設「山香温泉・風の郷」(松村紅実子総支配人)が、農林業への被害を減らして町の活性化を図ろうと企画した。
30人の応募の中から2次審査まで通過した市内外の4人が集まり、イノシシ料理の腕を振るった。福岡市の自営業大谷晴美さん(58)が、酢飯にシシ肉や白ネギなどを載せて南蛮風に仕上げた「牡丹寿(ぼたんず)し」で優勝した。
福岡県築城町の主婦二ノ丸緑さん(61)、いずれも山香農業高校2年の立川歩美さん(17)と中山田大地君(17)もそれぞれ考案したイノシシ料理を作った。別府大学短期大学部食物栄養科の村田勝教授(64)ら5人が審査して「シシ肉のおいしさを引き出していた」と4人をたたえた。
町内では、イノシシ駆除を利用してまちおこし活動に取り組んでいる。県によると、県内のイノシシ捕獲頭数は2000年の約1万1300頭から08年には約2万頭に増えており、農作物被害も減少傾向にあるという。
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