県が19日に内示した定期人事異動(4月1日付)では、組織活性化のため部局間などの人事交流や研修派遣を積極的に実施。県立農業大学校長に初めて農業高校の現職校長を起用する。女性の幹部への登用を進め、次長級の女性は本年度の3人から5人に増える。
農業大学校長(常勤)には安東俊夫山香農業高校長を起用。農業再生の重要課題になっている担い手育成や三重総合高校との連携に力を入れるため学校現場に人材を求めた。現在の林浩昭校長(非常勤)は農林水産研究指導センターの顧問になる。雇用・人材育成課長(商工労働部参事監兼任)は高校新卒者の就職対策などに取り組むため、引き続き教員出身者を充て、木本俊之日田林工高校教頭を登用する。
研修派遣では、特定分野の専門家育成のために大学への派遣を実施。産学官連携で東京大学に1人(主任級)、農林水産業の知的財産の扱いで九州大学に1人(技師)を1年間派遣する。民間への派遣はサッカーJ2大分トリニータを運営する大分フットボールクラブを含めて4事業所に各1人を送る。
課長級から次長級への昇任は30人。そのうち女性は関恵子大阪事務所長、大隈紘子こころとからだの相談支援センター所長、河野和子会計管理局参事監兼会計課長の3人。また課長級の園芸振興室長に女性を充てる。農林水産部の本庁の課室長で女性は珍しいという。課長級以上で女性の占める割合は本年度の5・2%から6・3%に上がる。
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