
具材に保存性のあるものを使用
佐伯商工会議所(谷川憲一会頭)が取り組んできた「世界一・佐伯寿司(ずし)」海外展開プロジェクトの一つとして、寿司の材料の鮮度感を持たせながら保存性がある新製品の発表会が18日、同商議所で開かれた。昨年度に次ぐ第2弾。
新製品は▽鯛(たい)の生ハム(四角と丸)=新鮮なタイを調味液に漬け込んで生ハムに熟成▽さざえの浅煮(身とわた)=特製のだしでじっくり低温加熱▽椎茸(しいたけ)の浅煮=特製だしで煮た。アワビのような食感▽緋扇貝(ひおうぎがい)の浅煮(身とひも)=特製だしで低温加熱―をそれぞれ使った各寿司。
開発者の一人、錦寿司の岩佐洋志さん(61)は「非常にいい製品に仕上がった。これらの材料を使って東京の弁当業者と寿司弁当にする話も出ている」と話す。
谷川会頭は「寿司職人の技術と熱意の成果でありがたい。佐伯寿司といえばにぎり寿司のイメージがある。よそから佐伯に来てくれるお客にはそれでもいいが、外に出て行くには今回の新製品のように保存性のあるものが必要」と話した。
同商工会議所が2007年度から本年度まで、中小企業庁JAPANブランド育成支援事業で取り組んできた。ドバイやマカオなど海外でアピールする一方、昨年度は浅〆(じ)め鯖(さば)寿司3種類を発表した。本年度も同プロジェクト事業推進委員会のメンバーでもある別府大学短期大学部の村田勝教授の協力で新製品ができた。
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