
中野マーク周作さんが作った陶器のお守り「白亀様」
知的障害がある陶芸家、中野マーク周作さん(19)=国東市国見町伊美=が、別府市亀川地区に伝わる「白亀様」をモチーフにした手作りのお守りを作製。カプセル入り玩具の自動販売機「ガチャポン」に入れ、亀川東町の文具店「堀文」内で販売を始めた。イラストレーターの父、伸哉さん(51)は「“出張店舗”で作家としての可能性を広げ、自立を後押しするとともに、地域活性化につなげたい」と話している。
幼い時から粘土遊びが好きだったマーク周作さんは、15歳で本格的に陶芸を始めた。現在、自宅に隣接する伸哉さんの陶器・ガラス工房「ラパロマ」を拠点に活動。1日に40作品ほどを製作している。
販売機に500円を入れてレバーを回すと、5センチほどの白亀様の陶人形、開運祈願や伝説を説明した紙が入ったカプセルが出てくる。▽電気を使わずエコ▽人件費が掛からない▽万引の心配がない―などガチャポンの利点に目を付け、同店の堀高志社長(55)と伸哉さんが企画した。
堀社長は大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」の先祖を白亀様として、亀川をPRした仕掛け人でもある。伸哉さんは「人に喜ばれる物を作ることで、作家の醍醐味(だいごみ)を味わってほしい」と考える。
マーク周作さんは依頼を受け、豊後高田市の「昭和の町」にちなんだ作品も製作中。「今後は別府タワー、地獄めぐり、高崎山などの協力で“ご当地陶器”に挑戦できたら」と夢を膨らませている。
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