
「門下生に身を持って空手道を伝えたい」とトレーニングに励む楢迫さん
日出町川崎の警備員楢迫義治さん(37)が、福岡県田川市で開かれた「第20回全日本総流派空手道選手権大会」の一般重量級の部で優勝した。全出場者710人の中から最優秀選手賞にも選ばれた。自身の鍛錬のためにと22歳で始めた空手道。「日々精進あるのみ」とトレーニングに励む拳は今なお研ぎ澄まされている。
大会は直接相手と打ち合うフルコンタクト形式。決勝では上段回しげりを決めて一本勝ちし、3度目の出場で栄冠を勝ち取った。
大学時代まで柔道で鍛えた体を生かそうと、1997年に22歳で単身上京。極真空手の道場に入門して極真全日本強化選手にも選ばれた。結婚を機に2003年に現役を引退。後進の指導のため、古里の日出町に戻り、「実戦空手道楢迫道場」を開いた。
「門下生に身を持って空手道を伝えたい。自分の理想を追いたい」と、07年に現役復帰。仕事や指導を続けながら各種大会に出場してきた。
楢迫さんは「タイトルは通過点。空手は人の痛みが分かることで、思いやりや心の豊かさを学べる。体の衰えを感じる面もあるが、いつまでも自分を磨き続けたい」と話した。
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