
豊後高田市の海岸ではマテ貝掘りをする人の姿が目立ち始めた。クワや塩を手にし、マテ貝を採る地元住民=15日
「ん、潮が満ちて来たかも。でも、外には大きな顔がのぞきこんでいるような。あ、人間だった―」。
マテ貝の感じる光景はこんな感じなのかもしれない。豊後高田市の海岸で、マテ貝掘りに夢中になる人の姿が目立ち始めた。
広い干潟にしか生息していないとされ、地元ではなじみ深い食材のマテ貝。訪れた人は、クワとバケツと塩を手に砂浜を歩き回り、土を削るように掘ると、小さな穴が現れる。塩を入れれば、海水が満ちてきたかと勘違いしてヒョコッとマテ貝は姿を見せ、その瞬間に貝を捕まえる。
ほぼ1年を通じて採ることができる。「この時季が一番おいしくて旬。5月いっぱいまでは貝掘りを楽しめると思いますよ」と県漁協真玉支店。料金は500円(中学生以上)。
問い合わせは同支店(TEL0978・53・4029)へ。
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