
「ラグビー楽しいな」と子どもたち
子どもたちにラグビーの魅力を伝えたい―と活動する「別府ラグビースクール」が30周年を迎えた。少年ラグビーの団体としては県内で2番目に古く、400人以上のOBがいる名門。5代目代表の藤田洋一さん(53)=別府市上人西=は「まずはラグビーを好きになってもらいたい」と話している。
1979年の創立で、市内唯一のスクール。20年ほど前のピーク時には約100人のメンバーがいたが、現在は3歳から中学生までの約40人。女の子もいる。練習は毎週土曜・日曜日。試合は▽幼稚園▽小学校1、2年▽3、4年▽5、6年▽中学生―と年代別に分けている。
当初から運営にかかわり、2代目代表だった手嶋昭夫さん(76)=同市亀川四の湯町=は今も現役の選手で、スクールのコーチも務める。「地元の別府鶴見丘高校に人材を送り込み、悲願の花園出場をという夢があってね」と、グラウンドを駆け回る子どもたちを前に目を細める。
熱意は子どもたちにも伝わっている。14日に市営野口原総合運動場であった恒例の「卒業試合」。県内の少年チームを相手に奮闘した主将の加藤正憲君(12)=朝日小6年=は「走ってトライを決めたり、相手にぶつかったりするのが楽しい。社会人になっても続けたい」ときっぱり。
「ラグビー人口が減る中、スクールを通じて競技の魅力が広まってくれれば」と、観戦していた市ラグビー協会の三重野英隆会長(71)=同市楠町。「教えるわたしたちには健康づくりになる。スクールは大切な存在なんです」
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