
中国に輸出する牛乳をトラックに積み込む作業員=15日、大分市の九州乳業
九州乳業(本社・大分市、江川清一社長)は15日、直接取引による中国への輸出品を初出荷した。上海や北京に9店舗を展開する高級スーパー「城市超市(シティーショップ)」=本社・上海=と契約を結び、牛乳などの商品を販売する。
国内の牛乳消費が低下傾向の中、将来的には中国の富裕層をターゲットにした販売を収入源の柱の一つに育てたい考え。
この日、九州乳業は常温保存が可能なロングライフ牛乳(賞味期限90日間)の1リットルパックを5040本、200ミリリットルを3200本、1リットル無調製豆乳1440本を初出荷。大分市廻栖野の工場で商品をトラックに積み込んだ。門司港(北九州市)から船舶で輸送し、中国には26日ごろ到着する。
同社によると、中国への製品輸出は5年ほど前から開始。商社を通じ、香港などで販売してきた。中国での売り上げは年々増える傾向にあり、本年度は約1500万円を見込む。
シティーショップとの取引は年間約1800万円の売り上げが目標。現地からの発注を受けて随時出荷する。需要掘り起こしのため、販促活動にも力を入れる。直接取引をすることで市場価格を抑え、販売を優位に進めたい考え。
九州乳業大分営業部は「大市場の上海に食い込む好機。現地で重視される安全性、品質を十分にPRしていきたい」と話した。
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