
「名物になれば」と夢を膨らませる会員たち=13日
竹田市内の飲食店関係者ら10人が「竹田の街を稲荷(いなり)寿(ず)しで元気にする会」(通称・竹田のいなり会、後藤美保会長)を結成し、竹田らしさを前面に出した「岡のいなり寿し」を開発。13日、扇森稲荷神社へ奉納した。地元の食材をふんだんに使い、「竹田の名物になれば」と夢を膨らませている。
会の結成は昨年9月、後藤会長らが「竹田らしい食べ物を作り上げたい」と呼び掛けたのがきっかけ。市内には扇森稲荷神社をはじめ30以上もの稲荷神社があること、かつて岡藩は油揚げの材料となる大豆の栽培が盛んで「岡大豆」として全国的なブランドだったこと、名水ではぐくまれたおいしい米や豊かな食材があることなどから、いなりずし作りに取り組むことになった。
会員らは▽油揚げと米は竹田産▽具材に竹田産の食材を2種類以上使う▽個性的なものにする―といったルールを作り、試行錯誤。市経済活性化促進協議会もバックアップ。10種類以上のいなりずしを作り上げ、この日、奉納へこぎ着けた。
鳥天いなりやカレーいなり、クレソンいなり、焼き肉いなりなど、どれもアイデアいっぱい。神事の後の試食会には関係者ら10人が集まり、「おいしい」「具材とマッチしている」などと好評だった。
まずは、扇森稲荷神社の「初午(はつうま)大祭」(20~23日)で販売する予定。市中心部の温泉施設やイベントなどでも売り出したいという。
後藤会長は「賛同してくれる会員を増やし、季節ごとの食材を使った新しいいなりずしも開発したい。いなりずしを片手に城下町巡りをする観光客が増えればうれしい」と話している。
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