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古里見守る「なごり雪」 津久見駅に記念碑

[2010年03月13日 10:06]

記念碑の除幕式=12日、JR津久見駅

 津久見市のJR津久見駅(後藤静昭駅長)の玄関で12日、市出身の音楽家、伊勢正三が作詞・作曲した「なごり雪」の記念碑除幕式があった。

 後藤駅長が同駅着任後、「なごり雪」が津久見駅を舞台にして生まれたことを知り、構内放送で流そうと思い立った。この取り組みが輪を広げ、同窓生の仲介で伊勢夫婦がアレンジしたオリジナル版(3分20秒)の提供を受け、昨年10月から特急発着時にホームで流している。JRによると“曲のふるさと”を訪ね、関東からもファンが訪れているという。
 この放送開始後、伊勢から曲とともに贈られた「線路の先にはロマンがある」という書き出しで始まるふるさとへの思いを込めた詩「津久見駅にて」が関係者に感動を呼んだ。後藤駅長が奔走する中、地元の戸高鉱業社が石灰岩の寄付を申し出る一方、JR側も異例の措置として設置費用を負担することも決まった。
 記念碑は幅2メートル、高さ1・1メートル、重量約1・5トン。向かって右に詩、左側に「なごり雪」の歌詞の一部を刻んだ石版が埋め込まれている。
 除幕式では、橋本親徳JR大分支社長が「曲や詩への感動と思いが、碑となった」、吉本幸司市長は「まちづくりや観光に役立つ」、建設を支援した戸高有基市観光協会長は「津久見が全国に知られるようになる」とあいさつ。後藤駅長は「市民が好きだから建設へ本気になれた。市民とともに作った石碑です」とお礼を述べ、来賓らとともに除幕した。

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