
井上裕子さん(左)の指導で和太鼓に挑戦する子どもたち=日田市の上津江小学校
日田市上津江町の上津江小学校(上ノ段安子校長、40人)の4~6年の22人は、授業で1年間「和太鼓」に取り組んだ。
和太鼓授業は、表現力や団結力をはぐくみたい同校と、活動を休止している子ども太鼓「かみつえ酒呑童子(しゅてんどうじ)太鼓」の指導者井上裕子さん(58)の、積み重ねた技や心を教育現場でつなげられたらとの思いが合致して実現した。
授業は月2回程度。全員初心者で初めはバチを握ることから。音も声も小さかったが少しずつ上達。昨年秋にはふるさと祭りで地域に初披露。りりしい演奏姿に「短期間でよく頑張った」「太鼓の音をまた聞けた」「元気になる」と大好評。児童も「みんなとうまく音を合わせられた」「声が出せた」と大きな達成感を持ったという。
「(酒呑童子太鼓で培った)日本古来の太鼓から学べることを少しでも伝えられたら」と井上さん。上ノ段校長は「町で一つの小さな学校。人前に出る機会の少ない子どもたちの“やればできる”という自信にもなった。今後も続けたい」と話している。
14日の上津江公民館祭りでも演奏を披露する。
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