国東市国見町出身の陶芸家で、日本芸術院会員の河合誓徳(かわい・せいとく)さんが7日午前10時14分、肺炎のため京都市内の病院で死去した。82歳。近親者で密葬を執り行った。自宅は京都市東山区五条橋東6丁目541。本葬は28日午後1時から京都市左京区南禅寺福地町、南禅寺慈氏院で。喪主は長男徳夫(とくお)氏。
河合さん(旧姓・坂井)は1952年、清水六兵衛が主宰する「京都陶芸家クラブ」に入会。同年、日展に初入選。師事した陶芸家河合栄之助に認められ、河合家を継いだ。
彫刻的な作品を追求した後、用途を基本に据えた独特の形の筥(はこ)や壺(つぼ)などに、ふるさと大分の自然を鮮やかな色彩で伸びやかに描くなど、陶芸の新しい表現方法を次々に開拓。日展、日本新工芸展などで受賞を重ね、97年、日本芸術院賞。日本を代表する陶芸家の一人として活躍した。
日展顧問。2000年、大分合同新聞文化賞特別賞。豊の国かぼす特命大使。
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