
(左から)製作した料理絵本を持つ安藤さん、平松さん、和田さん
別府大学短期大学部食物栄養科2年の安藤晴菜さん(19)が、障害児のための料理絵本を作製した。食事面から障害者の自立を支援しようと活動した同科の学生たちは、卒業研究として成果をまとめつつあり、指導する立松洋子教授は「障害者とのかかわりから学生たちは多くのことを学び、将来への自信につなげている」と話している。
料理絵本はA4判32ページ。立松教授の研究室が開く障害者対象の教室で作った焼き物、あえ物など16品のレシピを紹介。「楽しく料理をしてほしい」とカラフルな絵を多く添え、ひらがなで説明した。野菜の切り方や魚のさばき方なども、視覚的に分かるよう丁寧に描いた。障害児のための料理本は少なく、「障害児はもちろん、多くの子どもが料理に興味を持つきっかけになれば」と話す。
料理教室は2005年度から始め、これまで延べ約200人が参加した。本年度からはただ楽しむだけでなく、暮らしに生かせるように系統立てたカリキュラム(2年間で10回)を組んで指導している。
運営の中心となった和田真由美さん(20)と平松美帆さん(20)=いずれも2年=は、成果や反省点などを卒論にまとめる。「目分量で量ったり、触ったり、におったりして、体で覚えられるように工夫した」ことや、参加者の習得の様子などを報告し、来年度以降の教室に生かしてもらう。
3人は春から、それぞれ保育園の栄養士として働くことになっており、「経験を生かしたい」と話す。
料理絵本は1冊500円で希望者に配る。問い合わせは立松研究室(TEL0977・66・9655内線252)へ。
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