
開通した遊歩道を散策する地元住民や関係者ら=大分市廻栖野
大分市野津原地区の廻栖野に森林を散策できる遊歩道(約2キロ)が開通した。整備した地元の「塚野地域協働の森林づくりボランティア」(二村沢行代表理事)は7日、現地で開通式を行った。
整備した区域は同グループが「塚野おしどり渓谷」と名付け、現在も整備を続けている。今後は残りの遊歩道(約2キロ)や周辺の森林の整備、植樹などを行う。
遊歩道は、同地区の県民の森に延びる旧サイクリング道だった。台風被害が重なり、通行止めになっていた。自然の広がる環境を生かして市民の憩いと健康づくりの場にしようと、昨年5月、地元自治会やNPO法人、森林組合などでグループを発足。現地の視察や話し合いを重ねてきた。県の森林環境税を活用し、10月から、地元住民らが参加して草刈りや歩道に横たわる大木、土砂の撤去、補修作業を行った。
式には、遊歩道に続く広場に関係者や住民ら約80人が集まった。神事に続いて、二村代表理事が「森や川に囲まれ、近くには桜の名所や鉱泉もある。地域住民らと協力して整備を続け、多くの人に知ってほしい」とあいさつ。広場周辺に紅葉の苗木200本を植樹した。
出席者は開通した遊歩道を、木の名称を当てるクイズに挑戦しながら散策。牧一夫さん(77)=同市木上=は「川沿いに歩道があり、夏場は気持ちがよさそう」と話していた。
塚野自治会の立川康行会長(66)は「地区周辺の山は、四季折々の景観が楽しめる。活動を通して、地元住民の健康づくりにもつながればうれしい」と期待する。
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