
つばき油の作り方を研究し、完成させた松尾島雄さん
大分市佐賀関のNPO法人さがのせきまちづくり協議会(渡辺修理事長)は旧佐賀関町の町花だったツバキの種を使い、100%天然のつばき油を完成させた。商品名は「佐賀関椿 椿油」。佐賀関の新たな特産にしようと、ことし秋からの本格的な販売に向けて準備をしている。
佐賀関半島には多くのヤブツバキが自生し、1月から3月には真っ赤な花が海岸線を彩っている。1982年に町花に選定された。
協議会の松尾島雄さん(61)ら役員は「ツバキを生かしたまちおこしをしよう」と昨年11月から種を拾い始め、頭髪用や食用として重宝されるつばき油の作り方を研究。天日干しした種を蒸して細かく砕き、搾る作業を、火加減を変えるなどして繰り返した。2月には鉄板で粉砕機と搾り機を作り、「安定した作業ができるようになった。黄金色のつばき油を見て感激した」と松尾さん。
次回は9月から種を拾い集め、本格的な製造を目指す。種を拾う作業には多くの参加を呼び掛け、協議会が1キロ500円ほどで買い取る。
出来上がったつばき油は100グラムの容器に入れ、1本1500円で販売する。松尾さんは「天然のつばき油を多くの人に使ってもらいたい。関あじ・関さばに並ぶ佐賀関の特産になるよう、PRしていきたい」と張り切っている。
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