
校区の高齢者らに配布する「救急カード」を持つ岩丸高一さん
大分市の春日校区社協(岩丸高一会長)と同校区民生児童委員協議会(後藤ヱミ子会長)は、病気時や災害時などいざという時に役立てるため、緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を書く「救急カード」を配布している。県内では、臼杵市や中津市の今津校区などですでに配布しているが、市内では初めて。
2008年に東京都港区で始まった冷蔵庫に情報を記入した用紙を保管する取り組みを知り、「ぜひ自分たちの校区でも」と昨年9月、民生委員の会議で話がまとまった。
カードや容器のシールなどは民生委員による手作り。後藤会長(67)は「情報を集めたり、用紙のデザイン、記入内容など検討を重ねた」という。
完成したカードは、同校区の70歳以上の高齢者などに配布する。名前、本人確認のための写真、かかりつけ医、アレルギー、緊急連絡先など数項目を記入し、専用の容器に入れて冷蔵庫で保管する。高齢者には「自分に何かあった時に安心」「緊急時について考えるきっかけになった」と好評という。新年度には、希望者にも「救急カード」を配布する予定という。
岩丸会長(87)は「救急隊員に重要な情報を少しでも早く伝えることと、個人情報の取り扱いに配慮して作った。高齢者には、緊急時の不安を軽減してもらいたい」と話した。
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