
「佐伯の元気に役立てれば」と話す宮明さん
大分合同新聞「灯」同人で、佐伯市教育委員長の宮明邦夫さん(52)が、「シリーズ藩物語」(現代書館)の「佐伯藩」を執筆した。分かりやすく、読みやすい文章で初代藩主の毛利高政(たかまさ)らを紹介しており、「佐伯の歴史を知って郷土自慢になってほしい」と話している。本は全国の書店で販売中、A4判変形、206ページ。1680円。
第1章は「秀吉子飼いの戦国武将・毛利高政」。高政が成功に導いた高松城水攻めや織田信長の死に伴う「中国大返し」、毛利輝元の申し出で、森から毛利に改名する経緯などを取り上げている。
第2章は「大友氏改易から高政の佐伯入封まで」。豊臣秀吉の九州征伐、朝鮮出兵、石田三成との確執や佐伯に入るまでを記述。
以下は第3章「佐伯藩制の確立」、第4章「凶作・藩政の乱れに中興の祖登場」、第5章「学者大名・高標(たかすえ)の功罪」、第6章「農民の反乱、一揆から幕末へ」。各章は、当時の魅力あふれるエピソードを満載している。
宮明さんは「この人なくして秀吉の天下取りはあり得なかった」と、高政を高く評価。将来は高政を主人公にした小説を書きたいという。「この本を読んでますます佐伯が好きになったり、訪れてみたくなることで、佐伯の元気に役立てれば」と話す。
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