
中津商高生徒会がリングプル回収で車いすを購入、宇佐養護学校中津校児童(左側)に寄贈=中津商業高校
中津商業高校(吉村昌也校長、193人)が継続して取り組んできたリングプル回収活動が結実し、目標の車いす購入が実現した。贈呈式を開き、同居する宇佐養護学校中津校に寄贈した。
中津商高は2011年3月末で閉校する。07年秋、当時の生徒会が「閉校まで全校生徒で取り組める活動を」と企画。以来、市内の中学、高校や地域、企業、団体に声を掛けながら、地道に活動を継続。09年末、目標の660キロ(約200万個)を突破した。
同校体育館で贈呈式。09年度生徒会の橋本海月(みづき)会長が「活動が途切れず、やり遂げたことを誇りに思う」とあいさつ。07~09年度の生徒会メンバーが活動経過を発表した。吉村校長が「3年間の中商のきずなが集約されたもの。小さな思い付きが地域の人たちにも広がった。取り組みを絶賛したい」とあいさつ。松永勇治同窓会長、吉田新PTA会長が祝辞を述べた。
この後、同養護学校中津校の児童10人が入場。車いすが贈られ、中尾美里さん(6年)らが「ありがとう。大切に使います」と、文字やメッセージビデオでお礼を述べた。
生徒会によると、初年度の半年間は10キロ程度の集まりだった。2年目以降は活動の輪が広がり、学校に寄せられる量も急増したという。同校最後の生徒会(10年度)の山内彩愛(さえ)会長は「車いす購入など、明確な目標は今の時点ではないが、今後も活動を続けたい」と話していた。
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