
チョウやガの貴重な標本がずらり。絶滅危惧種になっているものもあり、自然環境の変化を実感できる=日田市の市博物館
日田市博物館コレクション「長金治さんと絶滅危惧(きぐ)種展」が同館で開かれている。入場無料。4月4日まで。
市内の林業家、長金治さん(1895~1977年)が市内やくじゅう連山などで採集した昆虫標本のうち、チョウやガ約420種550点を展示している。
当時は当たり前のように目撃され、採集できた種類も、環境の変化が生態にも影響。国チョウのオオムラサキや、捕獲禁止のオオルリシジミ、クロシジミなど、現在は環境省絶滅危惧種や県レッドデータブックに載るようになった27種を中心に、貴重な標本をずらりと並べている。
チョウに魅せられた長さんは、家業の傍ら捕獲網を持って野山を駆け回ったという。山岳の指導や昆虫教室を通じて子どもたちに自然との触れ合いや昆虫採集の楽しさも伝授。市内初の博物館開設にも尽力した。貴重な標本は博物館へ寄贈。昆虫1182種3746点(うちチョウ・ガ約570種約2800点)が保存されている。
午前9時から午後5時半まで。問い合わせは博物館(TEL0973・22・5394)へ。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA