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桜の苗木を守れ 佐伯市職員が防護筒を発案

[2010年03月07日 09:04]

シカの食害を防ぐ防護筒と設置した佐伯市米水津振興局地域振興・教育課の浜田源治課長=佐伯市米水津浦代峠

 佐伯市の米水津まちづくりネットワーク(井上安徳会長)は米水津浦代峠に桜並木を復元しようと、桜の苗木15本を植樹した。これまでも、何度か植樹してきたが、シカの食害で毎年、苗木を枯らしてきた。ことしは、市米水津振興局地域振興・教育課の浜田源治課長ら職員6人が、自分たちで考えた防護筒を作り、苗木の下部を囲ったところ、被害が出なくなった。

 防護筒は、透明なビニール製の波トタンを高さ1・5メートル、直径20センチにしたもので、苗木の下部にビニール筒などで取り付ける。材料費は約2千円、作業も10分ほどでできるという。
 桜の苗木は、市さくらの会(植村順作会長)が同ネットワークに寄贈した。同ネットワークでは昨年も浦代峠に30本を植樹し、周りを網で囲んで保護しようとしたが、シカが網を首で押さえて新芽を食べるため、上部から枯れていた。
 シカの食害は農林関係者にとって頭の痛い問題で、今回の防護筒は材料費も安く設置が簡単なことから、画期的なアイデアとして注目を集めそう。既に、見学に来る関係者もいるという。

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