
ギャラリーには、古い農具などがズラリと並んでいる
日本の棚田百選に選ばれた中津市山国町中摩の羽高棚田の一角に2日、「古民家ギャラリー和」がオープンした。店主の中島和実さん(62)=同町守実=と妻の睦子さん(56)は「羽高を訪れる人が増え、地域全体が元気になれば」と張り切っている。
ギャラリーは睦子さんの伯母が以前、住んでいた場所で開いた。おととしの夏、消防署を定年退職した和実さんが、みそ部屋や牛小屋として使っていた小屋を片付けていた際、屋根裏から古い農具が出てきた。「捨ててしまうのはもったいない。小屋を改装して展示しよう」とオープンを決意。睦子さんの兄や近所の人たちの手を借りながら、約1年半かけて改装。「地域のだんらんの場に」と、いろりの部屋も整備した。
近所の人の勧めで、地域の産品を販売したり、飲食ができるコーナーも設けた。メニューは、だんご汁(400円)や山菜五目おにぎり(2個300円)、中島家秘伝のおやつとコーヒーのセット(500円)など。食堂を経営していた睦子さんが、腕によりをかけて作る。
「この地域には棚田のほかにも奇岩やブナの原生林などがあり、散策を楽しむには最高の場所。ぜひ足を延ばしてみて」と中島さん夫婦。
営業時間は午前10時~午後4時。火、金曜日が定休日。予約や問い合わせは、和実さん(TEL090・4518・6744)か睦子さん(TEL090・5924・8465)へ。
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