大分合同新聞社と大分合同福祉事業団がボランティア活動などの福祉教育に積極的に取り組む学校を表彰する第23回「福祉優秀校・大分合同新聞賞」の表彰式が5日、大分合同新聞社であった。中島小学校(大分市)、楠本小学校(佐伯市)、国東高校(国東市)、別府溝部学園高校(別府市)の4校が受賞。地域住民や障害者らとの交流を通し、福祉の心をはぐくんだ。
長野健大分合同新聞社長が各校代表の児童、生徒に表彰盾を手渡し「継続は力です。今後も福祉の心を養い、さらなる飛躍を目指してください」とあいさつ。受賞校を代表して国東高校の豊田信敏校長が「受賞を機に、ボランティア活動を定着、発展させたい」と謝辞を述べた。
中島小学校
梅村優子教頭と高橋真由さん(12)=6年。大分市中心部で地域とのかかわりを大切にした体験活動に力を入れる。校区の人から地元について学んだり、学校行事に招いたりして住民と交流を深めている。通学路の清掃活動は30年以上続く“伝統行事”。高橋さんは「交流を通して、あらためて知ることが多い。これからも活動を続けたい」。
楠本小学校
竹井増美教諭と阿部晃大君(12)=6年。全校児童11人の小規模校。高齢者と触れ合い、地元紹介の手作り地図やパンジーの鉢植えなどを住民に贈っている。地区の道路や楠本湾の清掃にも取り組む。阿部君は「全校で考えてしてきたことが評価されてうれしい。地域の人たちはいつも支えてくれるので、後輩たちも活動を続けてほしい」。
国 東 高 校
豊田信敏校長と家庭クラブ部長の吉水里帆さん(17)=2年。高齢者や障害者との交流、地産地消の料理研究など、地域を巻き込んだ多彩なボランティア活動を展開。吉水さんは「ボランティアに関心を持ってくれる生徒は少しずつ増えています。清掃活動など、たくさんの地域の人を巻き込んだボランティアにも取り組みたい」。
別府溝部学園高校
吉賀源文校長と生徒会長の河野香奈栄さん(17)=2年=。地元の亀川地区を清掃する「亀川クリーン作戦」をはじめ、夏祭りの後片付け、海水浴場の掃除など、地域への感謝の気持ちを込めた清掃活動に汗を流す。河野さんは「清掃を通して地域の人と触れ合うことができた。今後は亀川地区だけでなく、もっと広いエリアで頑張りたい」。
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