
県立歴史博物館で開催中の写真展「くにさき―祈りと祭礼―」
今月末から宇佐・国東半島で10年ぶりに行われる修験行事「峰入り」を前に、同行事にちなんだ講演や写真展が宇佐市で開かれている。
峰入りは宇佐八幡神の化身・仁聞(にんもん)菩薩(ぼさつ)が開いた六郷満山の霊場を巡り、その境地を目指す山岳修行。30日に宇佐市の御許(おもと)山(さん)で開白(かいびゃく)護摩(ごま)をした後、31日に出発。4月4日まで天台宗の僧侶たちが約150キロの行程をたどる。
同市の宇佐公民館であった宇佐の文化財を守る会の総会で、峰入りで大先達(だいせんだつ=最高責任者)を務める文殊仙寺の秋吉文隆住職が記念講演をした。
秋吉住職は「六郷満山峰入り行―10年に1度の荒行」と題し、「御許山で開白護摩をするのは始まって以来。八幡様のご威光を頂きながら仁聞の苦行を伝える行を踏襲していきたい」などと述べた。
同市高森の県立歴史博物館では、写真展「くにさき―祈りと祭礼―」を開催中(4月18日まで)。同館が撮影した1991年の峰入り行事の写真34点を集めて岩飛びや護摩焚(だ)きなどの様子を紹介しているほか、岩戸寺、成仏寺、天念寺の修正鬼会や御田植祭(国東市安岐町)といった国東半島の祭礼行事を収めた約60点も展示している。
月曜休館。問い合わせは同館(TEL0978・37・2100)へ。
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