県商工労働部は新年度の重点施策を示す「おおいた産業活力創造戦略2010」(A4判、134ページ)をまとめた。太陽電池や医療分野など今後成長が見込まれる産業の振興、時代の流れに対応した効果的な企業誘致などに取り組む。
サブタイトルに「次なるスタートダッシュに向けて」を掲げた。戦略2010は(1)産業集積の進化と地場企業の体質強化(2)人材の育成と雇用の場の確保―などが柱。職員が県内500社を訪問して聞き取った現場の声とともに、課題を解決するための事業を紹介している。
多様な産業集積を目指す「太陽電池産業の振興」を明確化。半導体関連企業への技術開発費助成や、セミナー開催による情報提供で新規参入を促す。「医療産業の振興」も重点課題に位置付けており、県内に主力工場を展開する医療器メーカーや教育機関との連携で地域活性化を推進する。
将来の地域産業の活性化を担う人材育成は、工業系高校などで企業ニーズに合った技術習得ができるよう、技能検定試験の受験料の助成や、優秀な技能士を派遣して実習を強化。さらに、事業者と求職者のニーズが合わないミスマッチ解消に向けた就業体験の場を提供する。
商業振興策では、地域経済を支える食料品製造や地域資源活用型産業の競争力強化を掲げる。地場企業の商品開発や販路開拓の取り組みを後押しする。
県民に広く新戦略を理解してもらうため、ダイジェスト版も作製している。
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