大分のニュース

【豊後大野新聞】真名野長者伝説語り継ぐ

[2010年03月03日 09:35]

 炭焼きの貧しい青年が都の美しい姫と結ばれ、黄金を手にして長者になる―。炭焼き小五郎で知られる真名野長者伝説は、豊後大野市三重町の内山地区と深いかかわりがある。
 真名野長者伝説研究会長の佐藤芳延さん(78)=三重町内山=は「中央から来た姫が福をもたらす内容は国内だけでなく、アジア地域にも広がる。歴史、民俗学的に興味深い伝説です」と説明する。
 民俗学者の故・柳田国男氏は、国内の説話発祥地を三重町として紹介。類似する伝説は韓国・益山市にもあり、両市は伝説をきっかけに交流を続けている。
 伝説は小五郎の娘・般若姫が王子に見初められるエピソードなどもあり、ロマンにあふれる。「近松門左衛門が取り上げた題材。おもしろくないはずがない」。神話から文学まで幅広くつながる伝説の内容を熱っぽく話す。
 同会のメンバーはボランティアガイドとして、内山地区の史跡や長者伝説を紹介する活動に取り組む。佐藤さんは「内山は小さな集落だが魅力的なエリア。多くの人に文化的価値を知ってほしい」と話している。
 内山地区の蓮城寺(内山観音)は真名野長者の開基とされる。同寺近くの内山公園はサクラの名所として知られ、27日に真名野長者まつりが開かれる。

県内過去のニュース

3月03日

3月02日

3月01日

2月28日

2月27日

2月26日

2月25日

2月24日

2月23日

2月22日

2月21日

2月20日

2月19日

2月18日

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA