
自作のはしで食べるしし鍋は格別!
中津市山国町のやすらぎの郷やまくにの田舎体験工房で2月27日、年間を通して森林の役割を学習する「森の学校」の最後の“授業”があった。中津市地球温暖化対策協議会(久保皓一代表)が県森林環境税の支援を受け、2006年度から毎年対象者を替えて実施している事業。
本年度は北部小学校の「北部子ども教室」が“入校”し、5、9、11月に森林伐採の現場や製材所の見学、キノコ収集や花炭焼きなどをして、森に親しんだ。
1年の総まとめとなるこの日は、炭焼き窯の炭出しを体験。自分で作った竹ばしで、しし鍋や豚汁も堪能した。昨年度森の学校を“修了”した豊田小学校の「豊田の杜(もり)ほーかご子ども教室」の児童も特別に参加し、総勢42人でにぎやかに活動した。
北部小5年の後藤祐衣さんは「初めて体験することばかりで楽しかった。木が酸素を出しているおかげで、人間が暮らしていけることが分かった」とにっこり。豊田小6年の福光孝介君と野地悠介君も「たくさん二酸化炭素を吸ってくれた古い木を切って炭や木材にすると、新しい木が育ってもっとたくさんの二酸化炭素を吸ってくれる。炭焼きや木材を使う仕事は大切だと思った」と、しっかり学習できた様子。
北部子ども教室の小倉広光コーディネーター(72)=中津市姫路町=は「この1年で森林の働きを学んだので、新年度は地元の漁師やNPO法人水辺に遊ぶ会などに協力を仰いで海の活動をして、山と海のつながりを学習したいと考えている」と意欲的。
久保代表(72)=同市中原=は「森に足を踏み入れた経験がなく、森を怖がっていた子どもも、すぐに慣れて楽しんでくれた。このような体験をきっかけに、地域の環境を守ろうと考え、行動する人が増えてくれればうれしい」と話した。
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