大分のニュース

「農」をテーマに着こなしを提案

[2010年03月03日 09:09]

「農」のファッションを提案する(左から)ヨシダキミコさん、佐藤恵美さん、河崎憲二さん、山本一八さん=アビ・ヒサツネ稙田店

 大分市でフリーペーパー(無料の小冊子)を発行する若手デザイナーら3人と、同市など県内外で9店舗を展開する衣料品店アビ・ヒサツネ(本店・宇佐市安心院)が手を組んで、大分市田尻の稙田店で「農」をテーマにした着こなしを提案している。

 同店に「農」コーナーを設け、店内約14万点の衣類から、同社の専属ディレクターのヨシダキミコさんが農作業やガーデニングに最適な上着や長靴、エプロンなど数十点を選び、おしゃれな組み合わせにして並べている。
 このコーナーを、同市中心部に無料配布しているフリーペーパー「UNUS(アナス)」が広告で紹介。「農業そのものの魅力を伝える機会にもしたい」と、県内の若手農業者が長靴やニット帽をおしゃれに着こなした写真を掲載した。冊子を発行する嶺利久編集長(33)、河崎憲二ディレクター(33)、佐藤恵美デザイナー(30)が協力した。
 「“値段は手ごろだが年配者向け”という店のイメージを変えたかった」とヨシダさん。嶺編集長と新たな展開を模索する中で、「農」のテーマが浮かんだ。
 嶺編集長ら3人は「農業は都市部の若い消費者にも関心の高いテーマ。もともと農村部で農作業着を主力商品に始まった店から新たな衣の提案ができたら面白いと考えた」と話す。
 同店の山本一八販売企画室長は「コーナーが起爆剤となり、ガーデニングエプロンやジャンパーなど関連商品の売り上げが伸びてきた」と手応えを感じている。

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