
津久見高であった地元企業説明会(昨年6月)
津久見高校(高橋文洋校長、442人)を今春卒業する生徒のうち、学校のあっせんによる就職希望者の内定率が100%を達成した。景気低迷で就職が難しくなっている中での朗報。地元密着路線を掲げて開いた地元企業説明会などが効果を挙げたようだ。
本年度の卒業予定者146人のうち工業科54人、普通科21人の計75人が学校によるあっせんを希望していた。これに対し、求人数は2006年度820人、07年度828人、08年度1126人と推移してきたが、09年度は580人と減少。関東、関西、中京地区で大きく減った。
このため学校では進路指導に当たり、面談などで、職業観について「外見」より「働きがい」に置くよう力を入れる一方、地域と連携して人材の地元定着を促進。併せて3年生全体で朝学習を続けた。
こうした取り組みによって内定率は昨年12月上旬、前年同期を3・5ポイント上回る93・6%に達し、2月に、100%となった。内定先地区と人数は、臼津・佐伯地区が17人、そのほかの県内50人、九州・中国・四国が2人、関西3人、中京2人、関東1人。
県内では大分市にある大手工場や事業所の求人が内定率アップに貢献したほか、工業科卒業生が就職している地場中堅企業で、普通科生徒の事務職採用に結び付いた事例もあった。
高橋校長は「先輩たちが築いてきた伝統や生徒の頑張りに支えられたことに加えて、地域と連携した進路指導などの取り組みに効果があった」と話している。
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