
トップを力走する大分8区の佐竹=日出町
大分のアンカー重田一成(九築工業)が両手を広げてフィニッシュテープを切ると、かつての黄金期を知らない若い選手たちは、初めて味わう優勝に歓喜。大分が実に11年ぶり32回目の優勝を飾った。
近年は日本文理大勢を中心に優勝争いに加わりながら、あと一歩で逃してきた。特に昨年は快調に首位を独走しながら、最終日のたすきミスでまさかの5位。それだけに選手たちは「リベンジを果たせた」と喜びを爆発させた。
今大会は県内トップ級の治郎丸健一(東明高職)、前回まで日田市のエースだった木許史博(大分市消防局)らが加入。優勝は確実視されていた。それでも、木許は「やっぱりうれしい。チーム内の競争は激しいが、またメンバーに入りたい」と笑顔。大学卒業を控え、大分市から最後の出走だった佐竹一弘(日本文理大)も「レベルの高い人に刺激されたし、チームの一員としての役割を学べた」と話した。
「人生初のアンカー。プレッシャーで前夜はよく眠れなかった」という重田は「きつくなった時、たすきを握って力をもらった」とその重みを感じて力走。「競技生活の中で思い出の一ページに残るはず」と言い切り、「さまざまな方の支援で優勝できた。これで新たな黄金期の一歩を踏み出せたと思う」と高らかに宣言した。
A部優勝した大分・桜井貢(新日鉄大分)小野明(太平工業)両監督の話
約束した3冠を果たせてうれしい。各区間で選手が百パーセントの力を出してくれ、成長を感じた。今後も自分たちの記録と戦わせ、常勝チームを築いていきたい。
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