大分のニュース

清川強殺で無罪判決 「自白の信用性疑問」

[2010年02月24日 10:12]

 2005年に豊後大野市清川町で起きた強盗殺人事件で23日、同市出身で住所不定、無職伊東順一被告(58)に無罪判決(求刑・無期懲役)を言い渡した大分地裁の宮本孝文裁判長は、最大の争点となった捜査段階の被告の自白について「ほかの証拠と整合しておらず、信用性に疑問が残る」と判断した。

 判決理由で宮本裁判長は「自白調書の内容は殺害態様と食い違う」など矛盾点を指摘。「自白したのに(奪った)車の鍵の投棄場所について真実を語らないのは不自然」とし、凶器のひもの態様など検察側が主張した犯人しか知り得ない「秘密の暴露」も「暴露には当たらない」と退けた。
 また「犯人は多量の返り血を浴びた可能性が高いが(殺害後に奪ったとされる)車の中からは微量の血痕しか見つかっていない。金券はいつ奪われたか明らかではない」とし「殺害犯が車や金券を奪ったかは疑問。殺害後、何者かが車を盗んだ可能性もある」とまで言及した。
 検察側は05年3月8日ごろ、被告が山口範子さん=当時(61)=方から現金約13万円を盗み、同14日ごろ再び山口さん方を物色中、見つかったため山口さんを殺害、乗用車や金券などを奪った―と主張していた。

県内過去のニュース

2月24日

2月23日

2月22日

2月21日

2月20日

2月19日

2月18日

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA