
劇を演じる「稲葉よろうち座」のメンバーたち
竹田市の医療法人雄仁会の病院や老人保健施設で働く職員らは寸劇サークル「稲葉よろうち座」をつくり、劇を通じて市民に認知症への理解を呼び掛けている。
サークルは看護師や理学療法士、作業療法士、保健師、事務職員ら10人が昨年5月に結成。毎週1回、仕事の合間に集まり、練習を続けている。市内で開かれた認知症に関する講演会などで、医師らの講話に続いて、ユーモアを交えた劇を演じ、集まった人たちから好評を得ている。
「認知症は早く対処すれば進行を遅らせることができる。これまで家族を支え地域を担ってきたお年寄りたちのプライドを傷つけることなく、医療機関などへ相談してもらえるようになるか提案したかった」とメンバーたち。
18日に久住公民館で開かれた講演会では、物忘れがひどくなった母親を、長女や長男らが病院へ誘うまでを演じた。サークル代表の神品実子さん(64)は「家族だけで悩まないでほしい。今後も認知症に関するテーマでシナリオを作り、理解を呼び掛けたい」と話した。
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