
母校への思いを胸に全員で校歌を斉唱=21日
3月末で閉校する豊後大野市犬飼町の長谷小学校(米光かずみ校長、12人)で21日、閉校記念式典が開かれた。児童、保護者、卒業生など200人以上が出席し、学校との別れを惜しんだ。
同校は明治期から120年以上の歴史を持つ。町村合併により名称を変えながら、2005年から市立長谷小となった。児童数の減少により、4月から犬飼小と統合する。
式典で、橋本祐輔市長が「閉校は寂しいと思うが、思い出を大切にしてほしい」、牧公成市教育委員長が「学校への深い思いを超えて閉校に理解をいただき感謝したい」とあいさつ。
穴見久義長谷小統廃合協議会長が、閉校式典に協力した地域、学校関係者へ謝辞。原山英治PTA会長が「これからも子どもたちを見守ってほしい」、米光校長が「皆さんと哀惜の思いを分かち合いたい」とあいさつ。
児童代表の安部いつかさん(12)=6年=が「仲間外れがなくいつも12人が一緒だった。学校のいいところ、思い出はずっと残ると思う」と閉校への思いを話した。出席者全員で校歌を斉唱。涙を浮かべながら歌う出席者の姿もあった。
この後、記念碑の除幕式、児童たちによるオペレッタ、獅子舞、神楽のアトラクション、卒業生による思い出のスピーチなどがあった。また、市内外から集まった卒業生たちは世代ごとに分かれて同窓会を開き、母校の思い出を語り合った。
閉校記念事業実行委員会の渋谷誠治委員長は「閉校に強く反対したが、世の中の流れだろう。寂しい中にも盛大な式だった」と話した。
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