
将来の志望別に工学系、教育系など8分野に分かれて研究。成果を発表する生徒たち
別府市の別府青山高校(江田雅紹校長)は本年度、県内外の六つの大学・専門学校と連携し、生徒が興味のある分野を約1年間かけて調べる「探究学習」に初めて取り組んだ。2年生160人が将来の志望別に工学系、教育系、経済系など8分野に分かれて研究。同校は「生徒に調べる力、まとめる力がついてきた。将来学びたいことへの目的意識を育てたい」としている。
総合的な学習の時間の一環として、昨年6月から研究を始めた。連携したのは▽大分大▽立命館アジア太平洋大▽別府大▽県立看護科学大▽大分リハビリテーション専門学校▽九州保健福祉大(宮崎県)。生徒たちは各校を訪問し、研究内容に沿って講義を聞いたり、教官や大学生のアドバイスを受けて学習を進めた。
16日には、集大成となる全体発表会がビーコンプラザであった。1、2年生が見守る中、各分野の代表者が発表。国際系のグループの生永(いきなが)有優美さん(17)と田村莉英子さん(17)は「ストリートチルドレン問題~今、私たちにできること」と題して、路上で生活する子どもたちが多いフィリピンの現状と、学校や個人でできる支援策を紹介した。
「学力をどう伸ばすか」「私たちの理想とする携帯電話」「産婦人科の現状」などについて発表したグループもあった。
同高校の地域・高大連携コーディネーターを務める森薫子教諭は「大学教育という視点から学ぶことができる貴重な機会。今後も交流や連携を継続していきたい」と話している。
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