
県内各地で観光・地域づくりに取り組む人を中心に約500人が参加した「おおいたツーリズムサミットIN別府」=19日、別府市の杉乃井ホテル
新たな大分の観光の魅力づくりを目指した「第1回おおいたツーリズムサミットIN別府~おおいた観光 新発見伝」(大分合同新聞共催)が19日、別府市の杉乃井ホテルで開かれた。
ツーリズムおおいたなどでつくる実行委員会の主催。県内各地で観光・地域づくりに取り組む人を中心に約500人が参加した。
シンポジウムでは、「ツーリズム自慢大会」と題し、地域資源を生かした観光の目玉づくりに取り組む県内6地域の代表が活動を発表。「町の魅力を発見するには『よそ者』と女性の視点が大切」と成功の鍵を訴えた。
アトラクションとして、18市町村すべての名物や売り出し中の料理が並んだ「フードショー」があり、地域の食がふるまわれ、会場は食自慢、地域自慢の談議で熱気に包まれた。このほか、県内外の旅行業者やマスコミに各市町村が観光PRをするトレードフェア(商談会)も開かれた。
会場には広瀬勝貞知事も駆け付け、「ツーリズム(振興)には人が大切だと実感した。大いに地域の情報を発信してほしい」と参加者を激励した。
“美味な大分”勢ぞろい
大分の逸品を味わって―。別府市の杉乃井ホテルで19日にあった「第1回おおいたツーリズムサミットIN別府」。目玉イベントのフードショーでは中津市や宇佐市の空揚げ、国東市のタコ飯、由布市のチーズ…と、県内18市町村の名物がにぎやかに会場を彩った。
焼きそばの調理にフル回転した「ラーメン・やきそばで日田を元気にする研究会」の吉田明彦代表世話人(53)は「日田の頑張りを少しでも知ってもらえれば」。料理を食べ比べていた西鉄観光バス(福岡市)の塚部亮太さん(26)は「魚介類が新鮮でおいしい。お客さんにも薦めやすくなった」と話した。
参加者の投票で、金賞に津久見市の「ひゅうが丼」、銀賞に玖珠町の「豊後玖珠牛鉄板焼き」、銅賞には豊後高田市の「豊後高田手打ちそば」を選んだ。
福岡県の旅行会社などに観光資源をアピールするトレードフェアも同時開催。竹田市観光ツーリズム協会の島村育郎事務局次長(33)は「売り出し中の観光プランを宣伝した」。豊後高田市観光まちづくり株式会社の田辺尚信営業部長(55)は「昭和の町の最新情報を知ってもらえた」と手応えを感じたようだった。
参加者は夜の別府のまち歩きや料飲店巡りも楽しんだ。20日は、県外の参加者が中津市の「城下町中津のひなまつり」を訪ねる。
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