
多くの人でにぎわうタイの展示会場
タイの首都・バンコクの「タイ クリエーティブ&デザインセンター」で開催中の別府竹細工の展示会「日本の竹 別府職人技の伝説をたどって」が、現地で注目を集めている。別府市の協力で初めて開催。デザイン性が高く緻密(ちみつ)な別府竹細工への関心は高く、連日多くの人が訪れているという。
1月27日のオープニングセレモニーから1週間で、デザインや建築、工芸関係者を中心に予想を上回る約1500人が来場。セレモニーには、現地のテレビ局や専門誌など多数のメディアが集まった。
タイ政府は別府竹細工からデザインなどを学び、工芸品の商品開発に生かそうと考えており、展示会の費用はすべて政府が負担。作品の魅力を引き出すため、展示のセットや会場で流す音楽も特別に制作した。
別府市竹細工伝統産業会館によると、別府竹細工の海外展示会で、竹細工の伝統、文化、技術まで紹介する総合的なものは初めて。3カ月という長期にわたる会期も異例という。
展示会のプロデューサーを務め、オープニングセレモニーにも出席した同会館職員の安部哲也さん(51)は「タイの人々は『どうしてこんな細かな手作業ができるのか』と驚いており、関心の高さが伝わってきた。別府竹細工のPRにつながり、作家たちの励みになる」と話す。
展示会は4月25日まで。同会館には、別府竹細工の歴史などについてタイから問い合わせが続いているという。
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