
たいまつを手に参拝客を囲んで加持祈祷する荒鬼やタイレシら=18日夜、国東市国東町の成仏寺
国東半島に春の訪れを告げる伝統の行事「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」(国指定重要無形民俗文化財)が18日夜、国東市国東町の成仏寺であった。千年以上続く伝統の火祭りは19日の未明まで続いた。
午後3時ごろ、僧侶らによる読経が始まった。周辺が暗くなってから寺の前を流れる川で身を清めたタイレシ(たいまつ入れ衆)が、大たいまつ4本に点火。
境内では2人の僧が香水(こうずい)棒を持って「香水の舞」、優しい鈴鬼面を着けた僧2人が優雅な「鈴鬼の舞」を披露した。
その後、仏の化身とされる災払(さいはらい)鬼、荒鬼、鎮(しずめ)鬼の3鬼が登場すると祭りはクライマックスに。
たいまつやおのを振り回して秘事作法を行い、参拝者を囲んで背中や頭をたたいて加持。火の粉が舞いちる境内の中で五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈った。
この後、3鬼は寺を飛び出し、加持祈祷(きとう)しながら19日の朝方まで地区の家々を回った。
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