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【津久見新聞】四浦「河津桜」3633本に

[2010年02月17日 10:27]

ほぼ満開の河津桜=四浦地区田ノ浦

 津久見市の四浦半島住民が地域内の沿道などに植栽してきた「河津桜」が3600本を超えた。苗木が主体だが、早い年次に植えた株は幹の直径が10センチを超えるものもあり、日当たりの良い田ノ浦地区の7、8本はピンクの花がほぼ満開となり、訪れる人たちの目を引いている。
 植栽は2005年1月に始めた。毎年開かれるウオーキング大会の参加者らに桜を楽しんでもらい、名所づくりと地域振興にもつなげようと、400本を植えた。一時は盗掘の被害にも遭ったが、善意の苗木が贈られるなど、活動の輪が広がった。
 14日には四浦地区にある落ノ浦集会所で第2回河津桜まつりが開かれた。これまで植栽作業を担い、支援してきた住民や企業、各種団体の代表ら約90人が参加し、桜を観賞した。
 集会では、まつり事務局の小谷栄作・四浦を考える会長が沿道(延長計約15キロ)の植栽数が3633本となり、来年以降は株の成長に伴う植え替え作業をしていくことを報告。吉本幸司市長は「まちづくりは各地区が力を付けることが大事。並木は市の大きな財産となる」と激励した。
 四浦地区では市仙水遊漁センターを活用した“イルカ施設”づくり計画も着々と進んでおり、5月の大型連休には仮披露が予定されている。地区は従来、特産の「宗麟ひらめ」をはじめ新鮮で豊富な魚介類と温かいもてなしの心で観光客らを迎えてきた。さらにウオーキング大会と桜並木、イルカ観光などが加わって観光面での相乗効果が期待されている。

 <ポイント>
 【河津桜】静岡県河津町で2月上旬から約1カ月、ピンクの花を付ける早咲きの桜。町によるとオオシマザクラとヒカンザクラの自然交配種とされており、原木が町内にあることから1974年「河津桜」と命名され、翌年、町木となった。多くの観光客が訪れる観光資源となっている。

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