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【津久見新聞】県美展と競書展に努力の結晶

[2010年02月17日 10:23]

「思うような絵を素直に描きたい」と語る安達怜美さん

 津久見高校の安達怜美さん(2年)が2009年秋季県美展一般洋画の部で県教育長賞、木許加奈子さん(1年)が県高校競書展の硬筆で最高の県知事賞に輝いた。本格的なコンテストへの出品は2人とも初めてだったが、好成績を収めた。

 安達さんは学校の美術部に入って洋画の勉強を始めた。中学の時に水彩画の経験はあるが、「色使いが下手で、暗かった」と自己評価、目立った入賞歴はなかった。
 美術部で竹尾ゆかり顧問の指導を受け始めて雰囲気が変わり、大きな絵にもトライ。自由な発想で鳥、カエル、ハスを配した50号の出品作「三角関係」を2週間ほどで描き上げた。
 作品は具象と抽象の間にあり、「心のまま描いて伸び伸びとすがすがしい」と審査員に好感を与えた。安達さんは「題は思い付き。これからも思うような絵を素直に描けたらいい」と笑顔。竹尾顧問は「高校生の行動範囲は限られているので、努めていろんな絵を見て、体で学んでほしい」と励ます。
 木許さんは受賞に「驚いた。信じられない」とびっくり。小学生のころ、姉が習っていたことから書道教室に通い始め、「筆よりも思った通りに書ける」と硬筆が好きになった。小学校の大会で金賞を受賞したことはあるが、いきなりの才能開花となった。
 受賞作は「行書の柔らかな線と流れが温かい」との審査評を受けた。書道部の鹿苑晋史顧問は「技術はトップレベル。美しいが弱くない。楽しく続けていってほしい」と見守る。木許さんは「次の大会でも上位に入っていけるよう毛筆でも頑張りたい」と話している。

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