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就職相談で大分東高と「サポステ」がタッグ

[2010年02月17日 09:57]

 高校生の就職戦線が厳しく、就職が決まらないまま卒業する生徒への支援が求められている。大分東高校(橋本文徳校長)は本年度、生徒が卒業後もアドバイスや精神面の支援が受けられるよう「おおいた地域若者サポートステーション(サポステ)」(大分市)に協力を依頼。生徒は在学中からサポステの相談員に助言などを受け、触れ合いも深めている。このような取り組みは県内では珍しい。

 大分労働局によると、就職を希望する県内の高校生で、年度末までに内定が得られなかった人数は2003年度の200人から減少していたが、06年度の28人を境に増加に転じ、前年度は55人だった。昨年12月末現在の就職内定率は80・3%で前年同期より6ポイント低く、就職が決まらずに卒業する生徒の増加が懸念され、対策も求められている。
 大分東高校は、卒業すると生徒と高校のかかわりが薄くなり、支援が難しくなることから対策を検討。昨年12月、若者の就職に専門知識を持つサポステに協力を求めた。生徒が在学中から相談員に助言を受け、卒業後もサポステを訪ねることで、継続的な支援が受けられるようにするもの。
 サポステは、キャリアカウンセラーや臨床心理士のカウンセリング、適職診断、面接指導などでニートや引きこもりなどの若者の自立を支援している。「高校から今回のような依頼を受けたのは初めて」という。
 普通科校の同校の内定率(1月末現在)は44%。これまでに就職が決まらずに悩んでいた7人が、教員の勧めでサポステの相談員と面接。ある女子生徒(17)は「親や先生に言えないことも話すことができた。気持ちが楽になり前向きになった」と感想。「希望職種に求人がなく落ち込んでいた生徒の表情が面接で明るくなった」と話す教諭も。
 進路指導担当の三浦隆志教諭は「希望職種の求人がなく、生徒は仕事を選べない状況。家庭の経済的な事情で働かざるを得ない生徒もいる。生徒には多様な支援が必要」と話した。

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